メンタルヘルスナビ

2010年12月11日

ストレスと免疫

受けるストレスが過度になれば、副腎皮質ホルモンが過度に分泌され、副腎皮質が萎縮する結果、ホルモンの分泌が悪くなります。
そのため、免疫機能が衰えてしまい、あらゆる病気にかかりやすくなります。
たとえば、免疫と関わる感染症や、アレルギーや、自己免疫疾患などが起こりやすくなると言われています。
がん(癌)に関しても、ストレスが大きな危険因子であると懸念されています。
がんは細胞の核の中に格納されている遺伝子が、活性酸素(フリーラジカル)などによって傷が付くことから始まり、長い期間をかけて発症します。
その間、体内では傷付いた遺伝子を修復したり、がん細胞を攻撃したりということを繰り返していますが、このような防御作用がストレスによる免疫力低下の影響を受けるものと考えられています。

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2010年12月10日

ストレス耐性

ストレス耐性とは、ストレス状態に対する強さのことで個人差があります。
ストレス耐性は次の6つの能力に集約されます。

@ストレス感知能力
(ストレッサーの刺激を受けたときに、それに気付くか気付かないか)

Aストレス回避能力
(ストレスを作りやすい性格がどうか)

B根本のストレス処理能力
(ストレスの原因であるストレサーをなくせるか、また弱められるか)

Cストレス転換能力
(ストレス状態に陥ったとき、そのストレッサーの意味をいい方向に考え直したり、ストレッサーをバネにして生きる能力が高いか)

Dストレス経験
(どんなストレッサーにどれくらい出合ったことがあるか)

Eストレス容量
(ストレスをどれくらい溜められるか、ストレス状態の程度がストレス容量の許容範囲ならば、ストレスをストレスと感じないですむ)

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2010年12月09日

ストレス反応

ハンス・セリエはストレッサーから長期間刺激を受けた場合、生体がどういう反応を示すかにより3つの期間があることを発見しました。

1)警告反応期
外界からの刺激(ストレッサー)を受けたときに、最初に体が起こす反応の時期です。
警告反応期はさらに2つの時期に分かれます。
最初に現れるのがショック相で次に現れるのが反ショック相です。
まず、外界からの刺激に反応すると、体温、血圧、血糖値が一時的に下がり、筋肉の緊張や神経系の活動などが抑制されます。
つまり、体のあらゆる働きが低下する一種のショック状態で、この時期がショック相です。
次に、体がその刺激から守るために防御体制をとり始めます。
低下した体温や血圧、血糖値が上がり始め、神経の活動が活発になりはじめます。
筋肉は緊張し、血流は増加し、ホルモンの分泌が盛んになります。
これは体を刺激から守るために抵抗力を上げている状態です。
この時期が反ショック相です。

2)抵抗期
体が外界からの刺激に対して、抵抗を続けている状態です。
この時期は抵抗力が最大で、刺激に体を適応させようと防衛的な身体反応が持続しています。

3)疲弊期
刺激が長期間続くと、体の抵抗力が使い果たされてしまって、心身の機能が衰え、様々な障害が現れて、ストレス反応が過剰に働いたり、逆にストレス反応が起こらなくなります。
この状態を疲弊期と言います。

posted by にこ at 17:42| Comment(0) | ストレスについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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